買ってよかったモノ

浄水器をつけたかっただけなのにメチャクチャ苦労した話。そして結果的には大満足した話【コスパの鬼 クリンスイ SuperSTX SSX880-NV】

浄水器をつけたい―― ただそれだけの、人生の満足度が1%上がるかどうかの小さな願望だった。

別に俺は健康オタクでもないし、 「水は絶対に浄水じゃないと無理!」みたいな強いこだわりもない。

ただ、毎日飲む水がちょっと良くなれば嬉しいよな、 その程度の軽い気持ちだった。

でも、この“たったそれだけ”の願望が、 後にあれほどの迷走を生むとは、俺はまだ知らなかった。

俺の家の蛇口、まさかの“特殊形状”で浄水器が付かない

最初に買ったのは ゴクリア。 蛇口にアダプタを付けて使う、よくあるタイプの浄水器だ。

「今日からおいしい水生活だ!」 とワクワクしながら箱を開けた。

しかし、俺の家の蛇口 KM5021JTE は、 先端が伸びる“シャワーヘッド型”という特殊形状。

つまり、 市販のアダプタが一切付かない。

説明書を読んでも、ネットで調べても、 「伸びるシャワーヘッド型は非対応です」 の文字が冷酷に並ぶ。

買ったばかりのゴクリアは、 新品のまま箱に戻され、棚の奥へ。

“買ってから気づく失敗”は、財布より心にダメージが来る。

蛇口以外から浄水器を付ける方法を探して迷走する俺

「蛇口に付かないなら、蛇口以外から付ければいいじゃないか。」

この発想が、さらなる迷走の始まりだった。

俺は本気で調べた。

  • シンク下に浄水タンクを設置する
  • シンクに浄水専用の水栓を増設する
  • 水栓そのものを浄水器対応のものに交換する

……いや、待て。

やめろ。

そんな大がかりで金がかかることはしたくない。 俺はただ、おいしい水を飲みたいだけなのだ。

なぜ「浄水器を付けたい」だけの話が、 ここまで大工事の様相を呈してくるのか。

(そもそも浄水器に対応していない水栓を、何も考えずに 「あ、これでいいっす」 と安易に決めた過去の俺が悪い。完全に悪い。)

そしてついに“答え”を見つけた瞬間

そんなある日、 たまたま見かけたブログに、衝撃の写真が載っていた。

既設の水栓の途中に、分岐アダプタが“挟み込まれている”写真。

こういうやつ↓

「……これだ。」

蛇口の先端ではなく、 水栓の“途中”で分岐を作るという発想。

もともと食洗機用の器具らしいが、 水を途中で分岐させるという点では浄水器も同じ。

つまり、 ここに浄水器のホースを繋げば勝利では?

調べに調べた結果、 その“途中分岐”を実現する純正パーツが KVK ZK5021P だと判明した。

https://af.moshimo.com/af/shop/service/easy-link-card?shop_site_id=

これを見つけた瞬間、 「やっと光が見えた…!」 と本気で思った。

水栓の“重厚感”が心理的ハードルを上げてくる

ただし、ここで一つ言わせてほしい。

キッチンの水栓って、やたら重厚感がある。 まるで、

「プロ以外オレっちはいじれませんぜ旦那」

と言わんばかりの威圧感。

確かに、素人が下手に触って水漏れでも起こしたら発狂ものだ。 床が水浸しになった瞬間、DIYの楽しさなんて吹き飛ぶ。

しかし、冷静に説明書を読み込み、 施工手順通りにやれば意外と簡単。

プロと違って時間に追われることもない。 焦らず、ゆっくり、確実に作業できるのがDIYの強みだ。

工具を揃えるだけでそこそこの出費。でも水道屋よりは安い

水栓まわりの工具って、 日常でほとんど使わないくせにソコソコの値段がする。

正直コスパは悪い。

だが―― 水道屋さんに頼んだらこの比ではない。

金に余裕がある人はノータイムでプロに頼めばいい。 プロは早いし確実だ。

ただ、俺はケチな人間なので、 アマゾンで安めの工具をポチった。

結果的にこれで十分だった。

ZK5021Pを挟み込む作業は“地味に大変”

作業の流れはシンプル。

  • 止水栓を閉める
  • 水栓本体を外す
  • ZK5021Pを挟む
  • 水栓を戻す
  • 分岐口にホースを接続する

ただし、 ナットは固いし、作業スペースは狭いし、体勢はつらいしで、 実際はなかなかの戦いだった。

しかし、 ZK5021Pが“カチッ”と収まった瞬間、 「やっと浄水器への道が開けた…!」 と軽く感動した。

最終的に選んだのは「クリンスイ Super STX」

ゴクリアは使えない。 では何を付けるか。

最終的に選んだのは、 三菱ケミカル・クリンスイ Super STX。

選んだ理由はこれ。

  • 電源不要
  • 水圧だけで動くシンプル構造
  • 据え置き型でカートリッジ性能が高い
  • ZK5021Pの分岐口と相性が良い

クリンスイ Super STXの“真価”は水量にある

初めて使ってみて驚いた。

味は普通においしい。 だが、こいつの真価はそこではない。

圧倒的な水量。

夜、自室に戻るときにクソデカタンブラーに水を入れたい。 朝、仕事用の水筒になみなみの水を入れたい。 米を炊くために炊飯窯に水をブチ込みたい。

そんなときでも―― コックを開けば「チョロチョロ」ではなく 「ドバーッ」 と浄水が出る。

この手軽さが素晴らしい。

浄水器の水量が細いと、 タンブラー満タンにするだけで人生の貴重な数十秒が溶けていく。

Super STXはそのストレスがゼロ。

“実用性の暴力”とはこのことだ。

浄水器をつけたかっただけなのに地獄を見た。でも結果は大満足

今回の経験で分かったのは、

「蛇口に分岐アダプタが付かない=浄水器は無理」ではない。

KM5021JTEのような伸びるシャワーヘッド型でも、

  • ZK5021Pで途中に分岐を作る
  • クリンスイ Super STXを接続する

という組み合わせで、 問題なく浄水器を導入できた。

工具の準備や作業の手間はあるが、 その分だけ得られる満足感は大きい。

「うちの蛇口、特殊形状だから浄水器は無理かも」と悩んでいる人には、 ぜひ知ってほしい方法だ。

そして俺は今日も、 “ドバーッ”と出る浄水を見ながら、 「あの迷走は無駄じゃなかった」としみじみ思う。

めでたしめでたし。

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たろー

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