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【検証】静電気対策グッズ、本当に効果があるの?実際に試してみた【シンプルイズベスト】

静電気。

湿度が低くなる秋から冬にかけて発生する、厄介なやつ。

俺は超静電気体質で、ありとあらゆる場所から静電気を引き寄せるから本当に嫌になる。

階段の手すりで指をバチッ、デスクの引き出しで腹にバチッ、車を出るときに太ももにバチッ。

キレそう。

いい加減嫌になってきたから静電気対策グッズを調べ始めたんだけど、眉唾なグッズも結構あった。

実際に試してみてなんで効かないのか、なんで効くのか調べてみたからシェアしたい。

全国の静電気体質の諸君、ともに立ち向かおう!

たろぼう
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科学的に根拠のある静電気除去グッズが欲しい人

 

静電気はどこからくるの?

静電気ってどこから発生するのかを調べてみたら、自分が大きな勘違いしてることに気づいた。

ごめん、静電気体質なんてなかったわ…。

ずっと自分が静電気体質、つまり静電気を引き寄せやすい体質だと思い込んでたんだけど、そんなもの存在しなかった。

静電気は、服の摩擦で発生して体内にたまる。静電気をためた状態で金属に触るから、体から金属に放電してバチッとなる。体質じゃなくて、着てる服が摩擦が出やすいか否かの話だった。

つまり、静電気対策とは体にたまった静電気をどうにかして除去するということに尽きる。

世の中に溢れてる静電気グッズはそのあたりどうクリアしてるのか、実際に試してみて検証してみる。

 

静電気除去ブレスレット

B3alance 静電気除去ブレスレット

使用方法

ブレスレットを装着する。

試した結果:全く効果なし

全然防いでくれない。フツーにバチバチする。

Amazonレビュー等をみてると痛みがマシになったとか書かれていたけど、自分の場合効果は感じられなかった。

ブレスレットタイプの静電気除去システムを調べると、なんで効果がないのかが分かった。

なぜ静電気除去効果を感じられなかったのか

端的に言うと、静電気除去能力が低すぎる。

このブレスレットの紐には導電繊維サンダーロン繊維っていう素材が使われてて、工場などでも使われている静電気除去に優秀な素材なんだ。

手袋の素材や、静電気除去ブラシなんかに使われてて、静電気除去に非常に優秀。

↓こういうの↓

そんな優秀な素材なのになぜ効果がないのか。

答えは簡単、放電する所にサンダーロン繊維が触れないと除去してくれないから。

ブレスレットの紐程度じゃ手首の僅かな静電気しか除去してくれない。

当然、指先から放電する静電気は除去できない。

そもそも手首からプラプラぶら下げても肌との接地面積が少なすぎる。

この商品に限らず、ブレスレットタイプの静電気対策グッズは手首まわりの静電気を除去する程度がほとんど。

手首につけただけでは指先バチッを回避できない。

評価

装着するだけというのはお手軽なんだけど、効果がないので静電気防止グッズとしては及第点以下。

アクセサリーとしてする分にはかっこいいから、ブレスレットしたいなら付けるのはあり。

というかそもそも仕事でブレスレット付けられなかった。想像力なさすぎワロタ。

 

静電気除去シール

静電気軽減 シート パチカット

使用方法

ドアとか壁に貼って触る

試した結果:効果はあるが、使う意味なし

このシートをしばらく触っていれば、確かに指先バチッは回避できた。

ただし30秒ほど触り続ける必要がある。

なぜ静電気除去に時間がかかるのか、これを使う意味がないのか説明する。

なぜ静電気除去に時間がかかり、使う意味がないのか

セルフのガソリンスタンドを使ったことのある人は知ってると思うんだけど、給油の前に静電気除去パッドを触るように書いてある。

あの静電気除去パッドは地面(アース)に繋がっていて、体にたまった静電気を積極的に地面に流すことで効率的に静電気の除去を行っている。

このシートはその原理をもっと簡単したものなんだ。このシートはポリエステルで出来ていて、若干電気の通りがいい。このシートを通じて、貼った場所からゆっくり静電気を逃がす仕組み。

地面(アース)と直接つないでないから静電気はすぐに逃げない。だから30秒ほど触り続けて、ゆっくり電気を逃げるのを待つ必要がある。

このシールを貼るくらいなら、そこら辺の壁に手のひらに押し付けてしらばく待てばいい。同じ効果を得られる。

評価

時間がかかるうえに、買ってまで得られるメリットを感じられない。

 

静電気除去スプレー

アイメディア 静電気&花粉ガードスプレー

使用方法

衣類や水気に強いものにスプレーする。

試した結果:効果はあるけど、一時的

スプレーした瞬間に静電気が消え去るからめちゃくちゃ良いんだけど、一時的にしか効かない。

なんで?

なぜ一時的にしか効果がないのか

スプレーの主成分は水と界面活性剤なんだけど、静電気を除去してくれるのは水の方なんだ。

衣服の表面に水分を含ませてやると、水分中に静電気が自由に走り回って勝手に中和してくれる。

界面活性剤は空気中の水分を引き寄せるから、服に水分を保たせる役割を持ってるんだけど、スプレー程度の量ではそこまで保持能力はない。

乾燥するとまた静電気が溜まってくるから、一時的にしか静電気除去効果がない。

湿度が高い夏に静電気が発生しにくいのは、服に水分が含まれるためだったんだな。

評価

効果は抜群なんだけど、持続性がないのは困る。仕事中に持ち運んで何度もスプレーするのは現実的じゃない。

逆にドアノブとか車のドアの方に毎回スプレーするのも論外。普通に怒られる。残念ながら却下。

 

静電気除去 キーホルダー

ラウダ 静電気除去 キーホルダー

使用方法

先端を車のドアなど金属部分に近づけるだけで、”バチッ!”とくる静電気を”光り”に変えて放電する。

試した結果:効果あり。一瞬で静電気除去できる。

先端部分を軽く金属部分に当ててやると、中のLEDが光る。

何回か連続で当ててやると徐々に光が弱まってきて、完全に光らなくなったらOK。

このやり方だったら、一回もバチッとくることがなかった。

なぜ一瞬で静電気除去できるのか

答えは簡単、キーホルダーの先端で放電してるから。

指先じゃなくて、手で持ったキーホルダーの先端で放電してるから指が痛くない。

静電気の流れが体内指先ドアノブ(金属部分)だと、指先から放電するから痛い。

体内静電気除去 キーホルダードアノブ(金属部分)だと、キーホルダーとドアノブで放電が起こってるから痛くない。

キーホルダーの中にLEDが仕込んであるから、静電気が放電するたび光る。これが光らなくなったら体内の静電気が放電しきった合図。

見えない静電気の有無を視覚的に確認できるのは超便利。

評価

使い方が簡単だし、実際に静電気が除去できてるのか目視で確認できるのがいい。静電気を除去するたびに光るからなんか楽しくなった。

家に帰ってきて手元が暗い中、ドアノブにこいつを当てて光らせてやると妙な満足感があって面白い。おもちゃ感覚で静電気除去できる。

キーホルダーを金属部に当てるだけだから、仕事中も問題なく使える。

 

実際に使ってみて、どれが一番良かったの?

記事を読んでくれた人ならもうわかると思うけど、静電気除去 キーホルダーを一番よく使ってる。

なんせ使い方が簡単。キーホルダーを持って金属に当ててやるだけ。

金属の間にLEDを挟んでるだけだから壊れようがない。

ほかのカギと一緒にぶら下げておけば邪魔にもならないし、新たに持ち歩くものを増やさなくて済む。

消耗品でもないからコスパもいい。スプレーとかだと買い足さないといけないからね。

効果の面でも、コスパの面でも「静電気除去 キーホルダー」がオススメ。

 

 

 

 

 

 

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たろー

ガジェット好きが高じてガジェット系ブログを運用中。ガジェット紹介にとどまらず、市場的なポジショニング分析、値段とスペックのコスパ分析をして、読者が本当にそのアイテムに適しているのか判断できるような記事作成を心がけております。

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