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【CASIO MQ-24-7BLLJF レビュー】入試・受験用の腕時計としておすすめ。俺はいらない。

MQ-24-7BLLJFの画像

外見的にはカシオスタンダードの中で最も特徴のない時計。たまにオシャレ上級者が着けることがあるけど、単品で見ると単なるチープな時計にしか見えない。そのくせなぜか精度は良いと、なんかちくはぐでシンプルな見た目のわりに評価が難しい時計だった。

たろぼう
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MQ-24-7BLLJFの特徴

MQ-24-7BLLJFの画像今回取り上げるにあたってMQ-24-7BLLJFの細部を観察してみると、MQ-24-7BLLJFは入試や受験の際に持ち込む腕時計としてピッタリだという結論になった。逆にそれ以外、普段使いするにはあまり魅力を感じられない時計でもあった。

MQ-24-7BLLJFのスペック

ケース素材樹脂
ケースサイズ縦×幅38.8㎜×34.9㎜
ケース圧7.8.㎜
バンド素材合成樹脂バンド(ラバー)
機能なし
精度平均月差±20秒
本体重量20g
ムーブメントクォーツ式
防水性日常防水
電池寿命約3年

高級感のかけらもない外観

MQ-24-7BLLJFの画像

シンプルではない、質素。ケースも安っぽい黒の樹脂、風防も面白みのない平面タイプでもちろん樹脂。バンドはチープカシオお馴染みのペラペラなラバーバンド。高級感は皆無でむしろおもちゃの時計みたい。

ローマ法王がMQ-24-7BLLJFを装着する画像

蛇足だけどローマ法王フランシスコが愛用していた。一部の時計マニアには有名な話。

掛け時計のような文字盤

MQ-24-7BLLJFの画像
シンプルと言えば好印象だけどあまりにも飾り気がなさすぎる。シンプルな文字盤の腕時計は世の中に溢れてるしオシャレなものも多いんだけど、MQ-24-7BLLJFは決してオシャレな文字盤じゃない。小さなアラビア文字、細いだけの針。まさに学校の教室に置いてある時計。

良好な視認性

時計
元々アナログ時計はデジタルよりぱっと見で時間を理解しやすい。つまりデジタルより素早く、それも感覚的に時間を把握できる。コンパクトなケースにも関わらず秒針もついてるので秒単位で現在時刻を確認できる。

入試や受験では正確な時間把握こそ重要で、不必要な情報は邪魔になるだけ。入試や受験においてはG-SHOCKよりMQ-24-7BLLJFが優れている。

機能は一切ない

時間が分かる。それだけ。曜日もタイマーもアラームも一切なし。潔いほどの単機能。そもそもMQ-24-7BLLJFを選ぶ時点で機能性を求める人はいない。

平均月差が少ない

平均月差:±20秒。地味にデジタルのチプカシより10秒精度が良い。僅かであっても時計の精度が良いほうが安心。試験前に試験場の時計と時刻合わせをすれば準備完了。

アナログ時計は竜頭を捻るだけで簡単に時刻合わせが出来る。この点もデジタルと比べて楽だ。

机に置きやすいケース形状とバンド素材

腕時計の形状によっては机に置きづらい場合がある。

例えばG-SHOCKシリーズの耐衝撃構造(ショックレジスト)。
耐衝撃バンドの説明
ほとんどのG-SHOCKはショックレジストを採用していて、耐衝撃バンド形状をしている。バンドがカーブ状に固定されてるから、落下の際にはケースを保護してくれるんだけどバンドを折りたたむことができない。
G=SHOCKの裏側の画像
机に置いても文字盤を上にすることができないから、試験中に時刻を確認するには不向き。

金属バンドでも特殊なバンド形状のモノはうまく文字盤を上にすることができない。

その点MQ-24-7BLLJFは薄く平たいケースにペラペラなラバーバンド。バンドを折りたたんでも膨らむこともなく、文字盤を上に向けられる。

ケースが小さい

MQ-24-7BLLJFの画像
ケースサイズが縦38.8㎜×幅34.9㎜と一般的な時計と比べて小さい。一般男性が腕に巻くと画像の通りかなりコンパクトな印象。だから机の上に置いても筆記用具や回答用紙の邪魔にならない。作業スペースを気にすることなく小さな置時計のように使える。

MQ-24-7BLLJFは軽い

腕時計の重さ表
20gと破格の軽さ。
カシオスタンダード、いわゆるチープカシオは総じて軽がその中でも最軽量レベル。感覚としてシリコンリストバンドと変わりない。もし腕につけたまま試験を受けても疲れないし、地味に7.8㎜とかなり薄いから回答用紙をひっかけたりしないだろう。

電池寿命が短い

公式発表で電池寿命は3年。アナログは3針を駆動させるからどうしても消費電力が高い。デジタルで同じ価格帯のF-201WA-9AJFが電池寿命10年。3倍以上も差がある。

【CASIO F-201WA-9AJF レビュー】スペックは完璧。ただダサい。

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実際には3年きっかりで電池切れになることはほぼ無いんだけど、デジタルと比べれば心もとない。特にチプカシなんかたまにしか使わないユーザーも多いから、いざ使う気分になっても電池切れだったなんてことはよくある。

電池交換は簡単

MQ-24-7BLLJFの裏蓋
たけど電池交換は超簡単。裏蓋はただはめ込んであるだけ。精密ドライバーのミニマイナスドライバーでちょっとこじればすぐ電池にアクセスできる。

電池自体も何処でも手に入れられるモノで、酸化銀ボタン電池のSR626が1個だけ。慣れてない素人でも交換は簡単。

入試・受験に持ち込む腕時計ならおすすめ

俺は特に入試も受験も予定がないから特に買う理由はない。シンプルな時計は好きだけど、MQ-24-7BLLJFはケースも風防もバンドもチープすぎる。実際手に取ってみるとまさにおもちゃの時計。

ただ受験や入試で使う道具としてならMQ-24-7BLLJFは完全に条件を満たしている。精度も高いし机に置きやすいし何より時刻が確認しやすい。価格面でも1000円程度と安い。

もし試験を控えているなら1本入手しておいてもいいかもしれない。変にカッコつけた時計を持っていくよりよっぽど役に立つ。


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たろー

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