ブログは文字入力をしまくるからキーボードのタッチ音がうるさいと地獄。特に狭いアパートで嫁さんと小さい子供がいるとトラブルの火種になる。かといって静音に特化したマトモなキーボードは高いから、次点の安めでなるべく静かなキーボードが欲しくなるのは自然の流れ。
という訳で、今回目を付けたのはエレコムのTK-FCP097。使いだして2か月たってメリットデメリットがはっきりしてきたからレビューしてみる。安いキーボードだからレビュー需要あるのか分からないけど。
Amazonレビューでは賛否両論
特に★1レビューでは不穏な内容がいっぱい。同じ症状を訴えている人も多いからハズレを引けば使い物にならないかもしれない。使用不可レベルの不具合をまとめると以下のようになった。
・キーが戻らない
・勝手に連続入力になる
・反応しない
・入力レスポンスが遅くなった
本当ならキーボードとして落第点レベル。ただ不具合を訴えているのは全体の1割程度。全体で見れば6割以上は満足してるから個体差で評価が分かれそう。
自分のTK-FCP097は使いだして3か月目だけど不具合なし。多分アタリを引いたかな?
TK-FCP097を選んだ理由
・有線タイプであること
キーボードは有線にかぎる。昔は無線式も使ってたけど、やっぱりたまに出る不具合がストレス。『たまに』がミソで、大体は普通に使えるけどいつまた使えなくなるか分からない。そしていつ復旧するかも分からない。
有線なら入力遅延はないし電池残量の心配も無用で無線と比べて安いと良いことしかない。キーボードは消耗品だから安くて標準的な性能のモノを買いなおした方がコスパが良い。
無線のマウスは安くても使えるものが多いのに、未だにキーボードは信頼性が低い。使い勝手でいえば無線のほうが圧倒的に便利だから、おススメがあれば逆に教えてほしい。
・キーボード本体の剛性が高いこと
TK-FCP097は2000円以下なのに本体の剛性が高い。安価なキーボードはキー間の隙間の剛性がなくて「ふにゃふにゃ」しがち。酷いものなら「A」を入力したのにキーボードがたわんで隣の「S」が誤入力されるなんてこともザラ。
その点TK-FCP097はキートップ下に鉄板を内蔵してるだけあって両手で捻ってもたわまない。こういうので良いんだよ、こういうので。
昔D〇LLの一番安いラップトップを買ったとき、キーボード剛性がなさ過ぎてメチャクチャ誤入力しまくる事があった。入力するたびストレスに晒されて禿げそうになった思い出が今でも甦る。「安かろう悪かろう」ではなく、「安かろう、そこそこだろう」を使っていきたい。
・スリム&コンパクト
机のフリースペースは広ければ広いほど良いから、キーボードもスリムでコンパクトなものを使いたい。TK-FCP097はキーピッチも狭いながら最低限確保されてるしFキーも省略されずに生き残っている。そしてなによりエンターキーが通常サイズであることが嬉しい。
コンパクトキーボードでよく見られる「ちっちゃいエンターキー」ほど使えないものはない。いくらコンパクトでスリムであっても誤入力しやすいキーボードは論外。
マルチファンクションキーも一応ついてるけど使ったことがない。便利そうだけど使わなくても不便に感じないから多分今後も使わないと思う。
・テンキー有り
忘れちゃいけないのがテンキーの存在。コンパクトキーボードで真っ先に切り落とされる部分であり、一番落としてほしくない部分。
数字入力するごとに上部の数字キーを人差し指で「えーっと、いちにー、ぜろ、ぜろ、ぜろ」みたいに1本指打法で入力したくない。テンキーでパパッと数字の入力はさっさと終わらせたい。特にブログなんかでは数字はよく入力するからテンキーは必須。
・そこそこの静音性
TK-FCP097は静音キーボードじゃないけど、ノートパソコンと同じパンタグラフ方式を採用してるからキータッチ音は割と小さい。同じ部屋で誰かいても文句は言われない程度には静か。
静音性を追求するなら静電容量無接点方式が一番良いのは分かってるけどいかんせん高いし、本体がデカいモノが大半。安価かつそこそこの静音性でいいなら安いパンタグラフ式で十分。
・安い
上記5つがキーボードに求める必須項目。この条件で2000円以下のTK-FCP097はかなり優等生。キーボードは消耗品だから1年~2年くらい持ってくれれば問題ない。使用開始3か月目では全く問題ないから、とりあえず1年目指して様子見。
実際使ってみて気になった点
・キーピッチが狭くて誤入力する
キーピッチが僅か2㎜。
分かってたことなんだけど、キーの隙間が狭くてたまに誤入力する。キーの形状も扁平だからしっかりキー中央を入力しないと隣のキーも巻き添えにして誤入力しちゃう。使えば使うほどキーの形状は台形が最適だということを嫌でも理解させられる。
・エンターキーとテンキーが近くて誤入力する
エンターキーから4㎜程しか離れてない。
スリム&コンパクトだからしょうがないけど、テンキーはあと3㎜でいいから離してほしかった。たまにエンターを入力するときに勢いあまって「4」か「7」を誤入力してしまう。自分のタイプ技術が未熟であることが主な理由であることは百も承知だけど、あと3㎜離れていればかなりミスタイプは減らせる。まぁ、これは我がままかな。
・パンタグラフ方式は手指が疲れやすい
これはデメリットというより好みの問題かもしれないけど、パンタグラフ方式で長時間入力すると結構疲れる。
軽い力で打鍵できる分、キーストロークの遊びがない。つまり、ふいに強めに入力すると直ぐに壁にぶち当たってストップがかかる。ストップされた力は跳ね返って自分の指に返ってくる。長時間入力していると跳ね返ってくる力で指にダメージが蓄積されて妙に指が疲れる。
結論:アタリを引けば全然使える
自分が買ったTK-FCP097は問題なく使用できてるけど、ネットでは初期不良の報告もそれなりにある機種。もし買っても一週間程よく観察して、初期不良がないか確認するが吉。もし不良が見つかれば即効メーカーに連絡して交換してもらえばいい。
前書きでも書いてるけど、キーボードはパソコン周りでも一番酷使するガジェット。高いモノは高いなりに素晴らしい性能を堪能できるけど、主にブログ記事作成をメインに使うならTK-FCP097で全く問題ない。気になる点はあるにはあるけど、なにより安いから全然OK。安さは性能に勝る。
残る問題は耐久性だけど、これは壊れるまで使わないと分からないから今後普段使いしつつ検証していく。